皆さんこんにちは!!
今回は猛獣担当飼育員による午前の仕事を見て頂こうと思います。
まず、朝礼で一日の打ち合わせミーティングをした後に動物の体調や、異常がないか、全頭チェックします。
ライオンの「ムファサ」が、元気よく私に挨拶していますね…
チェックが終われば掃除が始まります。
当園の猛獣棟には、ライオン舎、タイガー舎、とチーター舎と呼ぶ建物があり、日中にドライブスルーサファリやウォーキングサファリに出ている猛獣は、全頭この建物へと分けて収容しています。
そこで一晩、猛獣達が過ごした部屋を全て掃除します。
この時、便の状態や、前日の残餌がないかなども確認しています。
ちなみに猛獣舎の掃除は最低でも2人で行い、事故防止の為、1人で作業することはありません。
開園時間40分前頃になると、獣舎を掃除する者と動物をドライブスルーサファリに出す準備をする者に分かれます。
ドライブスルーサファリに出す準備では、どんなことをしているのか、簡単に言うと、動物をサファリに出しても大丈夫か?お客様が安全に動物を見れるか?の確認や、猛獣達の日中飲み水を用意します。
準備ができれば、チーター、ライオン、トラの順で出していきます。
ライオンを、解放しているところです!
全頭出したら、常備1名が監視を行い、
残りの飼育員は、掃除を午前中に終わらせます。
これが猛獣担当者の午前のスケジュールです。
定期的に、施設内の消毒も行います。
午後からは、餌作りや接客、収容の準備などたくさん仕事があるので、次回報告させていただきたいと思います。
猛獣担当 渡辺悠樹