こんにちは、今回はニホンザルの話題からお届けします![]()

みなさんは、「イモを洗うサル」というのをご存じですか![]()

テレビなどでご覧になった方もいるかと思いますが、宮崎県の幸島に生息するニホンザルの内の一頭が最初に始め、砂浜に撒かれたサツマイモを、海水で砂を落としてから食べたところ、食べやすくなったのがきっかけだと考えられ、また海水の塩味がおいしさを増したのだと思います。
.そしてこの行動は一緒にいる遊び仲間や兄弟が覚え、やがて群れ全体に広がりました。
なんとこの行動当園のニホンザルでも観察されているんです![]()

当園のモンキーマウンテンも地面が土になっている為、餌に砂がついてしまいます。ほとんどの個体はそのまま食べるのですが、一部のサルたちは飲み水のある池まで餌を持って行き、軽く洗ってから食べるのです![]()

こうやって洗って…
きれいになったら食べます
周りを見るとこんな感じです
やはり仲間がやっている行動をみんな気にして、マネしたくなるんですね![]()

私は個人的にはみんな洗って食べればいいのにな~って思うのですが、まあ…でもこの池のふちにサルたちがきちきちに集まって一心不乱に餌を洗ってる光景もそれはそれで気持ち悪いかな…![]()

猛獣担当 梶田茂生